あだたら高原野営場(福島県)
2008年 2月

住所:福島県二本松市上葉木坂3-2
料金:無料

2008年も2月に入りました・・・どうでもいいことだけれど、なんだか月日の過ぎるのが早く感じますね。
今週も近場が都合がいいので、そんな時に気軽に利用できる野営場へ決めた。
移動時間が短い分、出発も帰宅も余裕があるのがメリットと思う。



昨晩、熱が出て凹んでいたミニととは一晩寝た後は復活していて、朝食後には既にスタンバイOK!ってな調子であった(汗
出掛ける準備〜とは言え持参する道具の品々ってそんなに持っているモノも無いから、大した物量にならない。
せいぜい、その日の燃料器具への充填が面倒といえば面倒・・・これは全ケロとか20%WG混合で、なんてやっているのです(笑
まぁ、つまりは如何に燃費をケチるか、なんでありますが・・・。

そんなこんなで、ミニととに催促を受けて車を出します。
今回のキャンプ地は福島二本松の「あだたら高原野営場」です。
現地に到着は昼頃、既にりえぴさん御夫妻が居り設営を終わらせる頃合いでした。
まずは、お久〜の御挨拶。

この冬シーズン、相変わらず雪が無い状態の野営場です。
無風で少し暖かい・・・冬キャンプのはずなのだが、これは拍子抜けするほどのヌルイ状況だ。
駐車場から少し入ったところ、うまい具合に平らな場所に設営されていました。
周囲かなり広いのだけれど結構ウネリや泥地があって、更にはモグラの掘った穴の凹凸も加わりなかなか都合良くテントを張る場所が難しい。



さて今回は小屋に篭ってのまったりキャンプの趣旨なので、持参のST(スクリーンテント)も広げることにします。
りえぴさん方のリビングシェルと連結してみましょうか〜?と試しにやってみると、これがまたジャストフィット!



おぉー良い感じですねぇ・・・連結すると中はそれはもう広大な空間が出来上がりました。

      

しかしまぁー我が方のSTときたら・・・煤けてるは、黒ずんでるは、燻臭いは・・・イヤハヤお恥ずかしい限りで。(笑
サクサク設営も終了、まずはお湯を沸かしてお茶にしましょう。
近場のメリットは時間に余裕があって、昼過ぎにはもうこんなにマッタリできることでしょうねぇ。

     

先週、芝山自然公園で一緒になったアベ氏ハッセー氏に教えて頂いた「じゃがりこマッシュポテト」を早速実践。
作り方は超簡単!
コッヘルにじゃがりこ(今回はチーズ味)をクシャクシャに砕いて入れる。
次にひたひた位の水を入れて弱火で暖めながら混ぜ込んで行くと、次第にポテトに戻り始め水分が無くなると完成!超簡単。
しっとり感が足りない時は水を追加すれば大丈夫でしょう。
うーむ、良いことを教えてもらったー!
これが結構ソレらしく、イケるおやつになるんですよ、ミニとと大喜び(笑

そんな感じで良い頃合なので、りえぴ御夫妻に同乗してもらって秘湯へ御案内〜(笑
雪が全然無いので物足りないとお思いのアナタ!そんなアナタもきっとお喜びになるでしょう、雪見の温泉野天風呂!
土湯峠を登りトンネルを潜って分岐すると、真っ白な圧雪道路になっています。
野地温泉へ向かう断崖沿いの道路、今日は吹雪かないので視界が良く安心してドライブできる。



さーて着きましたよ、秘湯・新野地温泉相模屋さん。
宿の奥の階段を降りて行き野天風呂へ向かいますと、一面の銀世界の中に濛々と噴出ている温泉の蒸気。

     

雪の残る渡り廊下、滑らないように気を付けながら野天風呂へ。
ありゃりゃ、脱衣かごが空いておらず棚にも雪が・・・爆



それでもやっと熱い温泉に浸かって極楽ー!!
湯船からは鬼面山の迫力ある山容が望めた。
強い硫黄の匂いのお湯を贅沢にざばざばっと掛け流し・・・温泉好きにはタマラナイのよね(笑

時間を掛けてたっぷり硫黄臭を体に滲みこませ(笑、ホカホカで野営場へ戻ります。
目の前のグリーンピアにも温泉保養館があって入浴できるのだけれど、今日はもうあの秘湯の本格温泉で満足でしょう。
ホカホカの体に心地良い冷たいビール、あ”−美味いー!本日の車の運転業務は終了しました〜。

     

一杯やりつつ炭火を熾してランタンを準備して、テントを張ってと・・・楽しいひと時なんであります。
そんな頃に山形のジープさんが到着。
ジープさんとのキャンプもかなり久しぶりですなー。

     

あれこれするうちに夕方も過ぎていきます。
ジープさんも123R使い、せっかくなので並べて二重連奏・・・ジープさんのは不思議にやや音が大きくエンジン音のような特有の音だ。

今日はりえぴさんもジープさんも鍋を仕込むようです。
家から持ってきた食材もジープさんのどんがら汁に使ってもらう。

      

123Rと和風アルミコッフェル(つまりアルミ鍋ね、笑)で仕込む熱々鍋料理はイカすぞ!!絵になるじゃないか〜〜(笑
炭火焼に鍋料理、ランタンに武井バーナー・・・暖か極楽ST小屋、今夜は幕営居酒屋営業中(笑



しばらくしてミニととがせがむので、かっちゃんが外で焚き火を始めてくれる。
無風で程よい寒さで、焚き火を前に煙に燻されるのが良い感じ。



今夜はこの野営場には我々のみで、前の道路を通る車も少なく静か・・・本当にマッタリできる状況だ。
しばらくは綺麗に星空も眺められたが、そのうち曇りになった。

さて焚き火も楽しめて嬉しい晩、また小屋に戻って寝酒にしましょう。
しばらくして、ミニとと、りえぴ家はオヤスミとなりジープさんとワタシはもう少し寝酒。
焼酎に柚子を絞ってお湯割り・・・これまた美味いねぇ。
pm11時を過ぎ、我々も寝ますかね。



翌朝、無風の一夜で静かで熟睡。
テントを出てみると雪が舞っていた。

     

朝食をしながらラジオを聴けば、関東方面ではこちらよりも雪が降っているという。
さて、ゆっくり起て来たジープさんも朝食が終わり、徐々に撤収のタイミング。

     

撤収の後は帰路の前に岳温泉の共同浴場「岳の湯」に浸かりましょう。



¥300と安価で嬉しい。ここはワタシ好みの熱めの湯。
泉質も硫酸成分が主な酸性泉で本格温泉だ。

   

ちなみに、ここは素泊まりも出来る。
一泊¥3,350(冬季はこれに光熱費¥1,000必要)と、これも安価。
ワタシはまだ素泊まりしたことは無いのだけれど、野営場に来たものの天候が大荒れになったときなどの避難宿としては最適なのではないでしょうか。
気持ち良い温泉で茹で上がり、駐車場でジープさんのJEEPを見せてもらって散会。
当然冬なので幌を着けた状態だ。



楽しいキャンプでしたね、又よろしくお願いします。
さて、帰路、途中福島でジープさんの車が停車している脇を通り、福島を過ぎたところでりえぴさんの車が脇を走って行きました(笑

近場なので午後早い頃には自宅に戻ってしまった。
道具を仕舞ってある隣の倉庫で、いつものテントを広げて乾燥させておく。

      

前回使って干しておいたテントを畳んだり、火器を出してみたり・・・
ついでにテーブルまで出してしまった・・・キャンプの続きが出来てしまう(笑
台風の時はこの中でテント張って炭火熾して焼き物で一杯・・・な〜んてキャンプもどきをやっちゃったりしてー(ばき





END





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