北東北ドライブ幕営の旅
2007年 8月

 

岩木青少年スポーツセンター(青森県)〜飛の崩れ(秋田県)

先日の岩手の岩洞湖家族旅行村での見事な白樺林を堪能したキャンプから戻り、盆の墓参りなどが終わると夏休みも中盤になっていた。
休み後半もやはり幕営の旅、北東北への旅に出るのだ。



墓参りや親戚への訪問などで荷物の準備などやっていないので、早朝起きにて行う。
今回はカミさんは予定があって出られないので、カミさんの燃費の良い軽自動車をレンタルする。
まずは大きな街中の渋滞を避けるべく、朝の早いうちに通り過ぎてしまいたい。

今日も朝から日が強く、うだるような暑さである。
が、行く先の北東北の天気予報は悪くて下り坂の天気という。
先日は北岩手への旅に立ったので今回は秋田方面で北上したい。

候補地は先日岩手のキャンプ中に話しに出ていた、秋田・森吉の親子キャンプ場(奥森吉野外活動基地親子キャンプ場)であった。
高原でひっそりして涼しげでどうかな?と、とりあえず行き先に決める。
ここは秋田・阿仁などマタギの里の周辺にあってかなりの山奥、そうとうな秘境と言って良い。
そんな大自然に囲まれた秘境の地で、何年も前に日本ジャンボリーの際に整備されたキャンプ場なのだそうだ。
当時は流行の有料オートキャンプ場としていたが、その後無料開放されて今に至る。

以前にソロキャンプで訪れたこともあって、今回それを思い出したのだ。
適度に荒れた状況になっていてワタシ的幕営には雰囲気の良いところ、しかしながらサニタリー棟などの設備は凄く立派だった記憶がある。
ただ、そんな自然環境溢れる秘境の場所であって、周囲の森には熊なども普通に潜んでいるのは間違いなく、その点は充分な注意が必要だ。
不用意にエリアの奥など・・・林の中や森の奥地などに山菜やキノコなどを採りに無用心に入り込まない事が重要と思う。
ニュースで聞く事故は大概がそういった採取に熱中して突然に熊と対面したときが多いらしい。
また、そういった野生の動物を寄せ付けないためにも、食料やゴミの管理はとても重要だ。
何にしても熊と共存する地域、そんな秘境のワイルドさが嫌な人には向かないキャンプ場なので要注意。
ワタシを含めひっそりソロ野営が好きなキャンパーには最高な野営地だ。

・・・とかなんとか考えながら気が付けば、まだ昼前にも関わらず秋田・大仙市を過ぎ角館へと向かって走っていた。
かなり良いペース、というか一般道しか使わない割りに予想外に速く移動出来ている。
ふと見れば天気予報どおり天気は曇りで、さっきまでの暑さは無い。
角館を過ぎ、R105を北上するうちに天気は荒れ始め時折大雨にもなってきた。
昨日までのうだる真夏の気候が一転、北からは秋雨前線が南下しており丁度その前線を迎えていたのだった。
やがて昼を過ぎ、秋田・阿仁前田まで来た・・・ここが分岐地点で親子キャンプ場を宿営場にするかを決断しなければならない。
天気は荒れているのと、時間が予想外に速いこともあり今回はパスすると決意・・・一気に青森まで行ってしまおう。
さてさて・・・そうは決めたものの何処に今夜の宿営地にしたものか・・・。

ワタシ「天気悪いし、時間が早いから青森までいくのだ!」
ミニとと「え〜、そうなの?何時に着くの?温泉あるんだよね?」
ワタシ「温泉〜?そんな贅沢なことを言うんじゃない!(爆) 綺麗な芝生があれば幕営はそれで充分なのだ!」
長男まき「何処でも良いけどサー、結局何処にすんの?」
ワタシ「やかましい奴等じゃ!そんなもん、ガイドブックでも開いてだな適当な所にすりゃ良いんじゃ!」
とと&まき「ガイドブックってどれ?無いよー」
ワタシ「え”!!・・・(冷汗)」



<岩木青少年スポーツセンターキャンプ場>
青森県弘前市常盤野字湯段萢1-2    料金:¥525/1人(入浴料込み)

・・・いつものガイドブックを忘れていたのをココで気が付き、一瞬少しばかり困る(笑
今回の行き先はあまり深く考えていなかったのだ・・・と言うかどのみち風まかせのドライブ旅なのだった。
幸い地図は持参していたので、休憩で車を停めて眺める。
う〜〜〜ん!思い出さねば・・・キャンプ場。
このまま北上となれば、田代ACや大鰐町の阿闇羅C、旧・尾上町の自然の森、桜林公園、月見野公園、下湯ダム公園などが浮かぶ・・・・
おぉ、なーんだ結構思い当たるではないか、子供たちよどーじゃ!(笑
ふふんっ、と余裕が戻ったところで(笑、天気と相談だ。

依然として雨が降っているのだが、進行方向の北の方面の空が明るいのだ。
あの辺りまで行けば良いだろう・・・。
お〜、そうだ岩木山の麓にキャンプ場があったな、たしか温泉にも入れるとか・・・。
岩木青少年スポーツセンター・・・そうそう、それだ!(笑
と言うことで岩木青少年スポーツセンターへ目標をセットし、向かうのだった。



到着したのはpm4時前頃。
有料¥525/一人と安価なキャンプ場、ソロなら更に安価に感じるだろうか。
受付を済ませるが、初めて訪れた所で敷地が広くて何処に張ろうかウロウロして悩む。
スポーツセンターなので、周囲に体育館やサッカー練習場などもあるし宿泊の合宿も出来る施設だ。
しばし悩んで奥まった第二キャンプ場を幕営場所に決めた。

      

キャンプの場合は車で乗入れて良いとのことだったが、この敷地の広さを見て良く理解できた。
綺麗な芝生が一面に広がり雰囲気が良く、炊事棟、トイレ棟があって必要充分。
本来はバックに勇壮な津軽富士・岩木山がそびえ立っているのだが、天気が悪く全く拝めない。
まぁ、大雨になっていないだけありがたく思おうかな。

     

場所を決めればやることは早い!
サクサクと設営し、冷たい麦茶で一息付ける。
うん!ここ、なかなか良いんじゃないか?
よく見れば第一キャンプ場にいた2家族は今から帰るようだ・・・この広いキャンプ場が我らの貸し切になった。
さて、管理棟(宿泊棟)へ行き温泉へ。

    

露天風呂は無いが湯船も大振りで洗い場は広く、まあまあ良い感じである。
お湯は薄く泊濁した硫黄の天然温泉で掛け流されて、湯温も適温でgoodだ。

浴室には合宿の中学生だろうか、ワイワイと賑わっている。
お湯は気持ち良いのだが、この中学生たちのマナーが良くない。
シャワーを使えば後ろに飛んでもお構いなし、イスや桶も投げっぱなし。
極めつけは、上がるときに体を拭かず水滴を落としながら大勢で脱衣所に上がるもんだから床がびちゃびちゃ。
さらにはタオルを足拭きマットの上に絞る始末・・・。
さすがにこりゃいかんと、「くぉら〜お前達何しとんじゃ!風呂のマナーも知らんのか!どついたるど、おりゃ!」←内心(爆
あ、いや、もとい・・・「みんなが使う場所なのだから、周りに迷惑にならないようなマナーを身に付けようねぇ・・・」
と、あくまでもやさしーく注意(笑
中学生たち、一斉に静かになってスイマセンと謝るのでした。
まぁ、何にしても混雑は仕方が無いながら、マナーを心得てくれればお互いに気分良く過ごせるってことですね。
(この後、寝るまでに何度か浸かったのですが綺麗になっており、近くにいた大人達にも効いたかな(笑))

さて、ココの温泉のお湯はとても素晴らしく、硫黄の匂いといい泊濁の色といい湯ざわりはリンスのようなすべすべ感。
うーん!大変気に入りました。
入浴はキャンプ料金に含まれていて何度でも入れる。(この日はpm10時までOKとのことだった)
無料キャンプ場で泊まって周辺の温泉に行くのを考えれば、むしろこっちの方がかなりお得ですな。
更にこの合宿の多い今の期間だけのメリットかもしれないが、ロビー脇に自動製氷機と冷水機が設置されており自由に使えるのだ。

   

これはとってもお得で飲み物の氷がここで調達できるのだ。
早速、車にあった保温ポットに氷を詰めて行く、ラッキー!

   

夕刻で天気も悪いが、何とか雨は降らず持ちこたえている。
さっきの氷でひげのウィスキー&ソーダで冷たいハイボールを遣る。とても心地良い瞬間だ。
先日はアブのブンブンな羽音が煩かったが、今日は嫌な虫が全く皆無でとても居心地が良い。
これで岩木山が拝めればなぁ・・・。

      

夕食の準備と、炭火を熾して今朝自宅の庭で採れたトウモロコシを皮のまま乗せて焼く。
おぉー!なんと!超甘っ!美味い。
これは良いですね〜、トウモロコシってこんなに甘かった?茹でるよりも一段と甘い。
そういえば、この周辺は「嶽きみ」と言って美味しいと評判のトウモロコシが名物なのだけれど、持参の自家産品で間に合ってしまった(笑



ふと見回すと周囲は濃い霧に囲まれてしまっている・・・。
あー、なんとも幻想的、霧に咽ぶ青森キャンプだ(笑
気温は約20℃もあって寒くは無いが、何故か吐く息が白くなったりする。
さて今夜は最後の三度目の風呂に浸かりに行く、我等の貸し切で良い気分。
湯上りで戻って、ミニととは就寝。



長男まきと焚き火を楽しみながら作戦会議、明日はどうするか・・・。
結果、このまま連泊と決定、天候悪化で濡れ撤収で移動するより停泊のほうが良かろうとの判断。
そうと決めて就寝、オヤスミなさい。



二日目朝。



依然としてすっきりしない曇り空、時折霧雨が少し。
連泊を決めているので、ゆっくりして起床。
簡単に朝食をして今日のルートを探る。
まずは五所川原へ行ってみるか・・・津軽鉄道の風鈴列車に乗って見よう。

      

切符を買って待ち合わせ30分。
懐かしい走れメロス号。
今年の3月にストーブ列車に乗ったのを思い出す。

今回は列車と言ってもたった一両だ(笑
いろんなイベントの時だと良いのかも知れない。
ワタシにはこういうディーゼル車両は懐かしいのだけれど、子供たちは始めての感触かも(笑

   

天井に下げられた風鈴は地元の子供たちの作のようで、焼き物特有のコロコロとした音色が響いてくる。
終点中里まで行きたかったが、時間と費用のからみで途中の嘉瀬駅で折り返すことにした。
ここなら待ち合わせが5分ほどで乗れるタイミングなのだった。

   

戻ってきた五所川原の駅前の風景。
平凡食堂でラーメンでも?と思ったがまだ昼には早くて断念。
さて、今日のドライブの続きは夕食のおかずの焼きイカを買いに鯵ヶ沢に向かう。

   

車の止まりやすい所に止まってイカを焼いてもらう。

その後、簡単な惣菜を買ってキャンプ場へ戻りながら、適当な山道を選んでは適当なドライブでお気楽なもの。
やがて岩木山方面へ近づくと、それまでは曇りで時折日が差してまでいたのに、岩木山の麓だけは濃い霧に囲まれているのだった。

   

サイトも濃い霧のなかにあった。
何はともあれ、こんな霧の日は温泉三昧だ。



時間も夕刻にはまだ早く、風呂は貸し切り状態だ。
ザブーンと浸かれば、じんわりとドライブの疲れが解れて心地良い。



サイトに戻って早速炭を熾し、乾いた空気をタープ下に漂わせる。
管理棟にある冷水も水筒に詰めて持ってきており、この冷たい水が湯上りにはたまらない。
夕方までにも風呂に浸かって温泉三昧を味わう、なかなか良いとこですね〜。
日が暮れて夕食。

   

鯵ヶ沢の道の駅でこまい(氷下魚)の生干しと言うのが5本で¥298と安かったので買ってあり、炭火で炙るとコレがまた最高に旨い!
淡白なようでしっかりした旨みが乗っていました。
最後の風呂に浸かった後は、時折濃くなる様子を眺めながら昨晩と同様まったりと夜を過ごしてます。
ラジオのチューニングを念入りに調整し、NHKのニュースの後はナイターのやっていない局を何とか探し出して聞いている。



さて、明日の予定を考える。
あれこれ思案するが、ミニととの希望で秋田沿岸、象潟での宿営に決める。
条件がよければ飛の崩れ、二次案は三崎公園とする。
三崎公園は今の時期、とても混み合うのが困るところ・・・さて明日はどうなるか。
夜も更けて霧が凄いねぇ・・・もう寝るか・・・オヤスミなさい。



三日目朝
今朝はやや空が明るい。
残念ながら岩木山は最後まで拝めなかった。



簡単な朝食の後、一気に撤収。
昨夜寝る前にあらかた仕舞っていたので、今朝の撤収は早い。
最後に温泉にと思うと、清掃中でお湯が抜かれており断念。

さて、今日は秋田沿岸へ向かうが昨日の鯵ヶ沢へ出るのでは面白くない。
西目屋村を通り美山湖を過ぎ、暗門から白神ラインを通り深浦へ抜けるルートである。



途中、西目屋村に差し掛かった所で日帰り温泉にて朝風呂。
湯上りで気持ち良くドライブを続ける。

美山湖沿いに走ると途中に県道317号線との分岐がある。
これは秋田藤里の大良峡へ抜ける道で、県境の釣瓶トンネル(釣瓶峠)を通って藤里町のR7号へでるか、とのプランも良いぞ!



という計画はこの案内板で一蹴りされた(笑、しばらくの間という曖昧な期間にて通行止めであった。
やがて暗門の滝の名所の入り口、アクアグリーンビレッジANMONの駐車場に出る。
まだまだルートの入り口だ。
その先に行こうとすると案内板があり、読んでみるとなんとこの先約40kmが未舗装路の山岳道路なのだ。
しかし、ココから弘前へ戻るのも辛い、決意して砂利道に乗り出して行くのだった。



車速は一気にダウン、容赦なく車は上下左右に揺すられてせいぜい30km/hがやっとという状況だ。
車高の高いRV車であれば苦もなく、むしろ楽しいドライブだろう。
それでも時折、観光で来ているらしいセダン車が向こうからやってくるのだった。
暫く走っているうちにこの未舗装の砂利道のドライブにも慣れて、周囲の風景を見る余裕も出てきた。
ここは白神山地の山奥、ブナをはじめ様々な木々が覆い被さるようにして緑深い場所だ。
秋の頃の紅葉時期はどんな感じなのだろうか?

それにしても、延々と続くこの砂利道には根負けしそうなくらいだ。
砂利道区間を約2時間近くも走らねばならない・・・車が壊れないだろうか(汗

   

それでも僅かづつ深浦に向かって進み、未舗装の終わりに近づいているようだ。
そんな時また向こうから一台のスポーツタイプの車とすれ違った。
若いカップルが乗っていたが、その車はこれから先延々とこの凸凹の荒れた道路を行く気なのだろうか?・・思わず健闘を祈らずには居れない(笑
こちらはようやく舗装路に変わり岩崎町のR101へ合流した。
白神ライン走破は今日のメインイベントになってしまった様だ(笑
ここまででもう午後を過ぎていた、先を急がねば・・・。

   

一気に日本海に沿って南下、それまでの山岳凸凹道で苦しんだだけに、この海沿いの道はとても気持ちが良く天国のようだ。
途中、西目のスーパーで簡単な惣菜を購入、その目前に広がるひまわり畑をしばし見学、夏らしいね。



<飛の崩れキャンプ場>
秋田県にかほ市金浦飛    無料

さて、いよいよ本日の幕営地候補、飛の崩れに到着、どうだろう?
サイトに上って見れば先客は無し、風は?うん、これならOK!



良かった!今日はココで幕営決まり。
早速手分けして荷揚げする。



昨日に比べ気温も約29℃で暑く、朝濡れたテントも張ると直ぐにカラリと乾いて気持ちが良い。
ココも今時期は芝生の緑色が目に清清しい。

サクッと設営が終わったら、早速汗を流しに温泉。
ココに来たなら温泉はいつもの天然温泉はまなすだ。
今日の温泉も一際心地良い。
あの悪路を走破した緊張がこの温泉で解れる。

ゆったり温泉に浸かってサイトに戻る。
BBQの家族連れが来ていたが泊まる気配はなさそうだ、後で帰るだろう。
水平線あたりはそれまで厚かった雲は薄くなり、都合よくなんとか夕日が眺められそうであった。
夕日の時間が近づくと、サイト端の小高い淵に登りいつものキンと冷えたハイボールを飲みながら、夕日の沈み行く様を鑑賞した。
長男まきもミニととも、ここで夕日が見られるのは初めてなのだ。



おぉー、今日も素晴らしい夕日が見られた・・・満足だ。
さて、日が暮れれば今度は焚き火だ。

   

U字溝で流木の太い木で焚き火を始める・・・夕食が済んだ後はまた焚き火を前にして呑む。
夜も更けるとBBQの人達も帰りはじめ静かさが戻り、貸し切でとても良い雰囲気だ・・・。

時折目前の海を眺めて見ると、沖合いに鋭く光る白いランプのイカ釣り船がいる。
プンと潮の匂いが漂い柔らかな波の音が聞こえるキャンプ場・・・そんな雰囲気でワタシの好きな場所だ。
ほろ酔い加減でいい時間に夜も更けた、この旅最後の晩はこれで寝ることにしよう、オヤスミなさい。



最終日、早朝
目が覚めると日が差していた・・・今日は暑くなるのか?

   

朝食用のお湯を沸かす間、しばらく海を見ていたりしていたがなんだか空の様子がおかしい。
ホンのさっきまで日が射していたのに、もう黒くイヤな雲が流れてきているではないか・・・これは拙いぞ!
と、思っているうちにザァーッと風雨がやってきたのだ・・・通り雨ではなさそう、しばらく続きそうなのだ。

テントに避難して朝食を済ませると、一気に撤収に掛かる。
小物は昨晩のうちに仕舞っておいたのは良かった。
しかし・・・旅のフィナーレに来て大雨に当たるとは、何ともはや・・・凹

   

撤収が済んで長男まきもワタシもズブ濡れ、車の中で着替えると人心地ついた。
風雨は更に激しさが増しているようだった、降り始めのときに撤収を始めてよかった。
まだ朝8時前、道具も家で乾かさねばならないし今日は早めに帰宅と考えて良いだろう。

さてココからは通い慣れたルート・・・。
天気が悪いものの日本海沿岸を離れがたく、海岸沿いのR7号を南下して行く。
するとどうだ!山形の酒田を過ぎる頃には時折日も射し始めている。

更に南下を続け山形−新潟の県境を越え、いつもの「日本海の塩ミネラル工房」さんへ立ち寄る。
駐車場に入ると丁度、とがしさんが出迎えてくれた。

   

今日は時間があるので、色々と見せてもらい説明もしていただく。
先日海水を煮る釜が壊れたと言うので見せてもらったりした。
確かに薪で焚かれ塩分にもやられと、釜にとってこれほど過酷な環境はないだろう。

ただ煮れば塩が出て来るとばかり思っていたが、説明を聞くうちにそんな単純なものではなかった(笑
数々の手間と重労働によって海水から塩が出来上がっていたのだ。
釜場の前に立たせてもらうと・・・うわ熱い〜!これはタマランです(大汗。
こんな所で立ちっぱなしになっていたら人間の丸焼きになってしまう(笑
今年の酷暑のこの夏の日も、こうやって薪を焚いて海水を煮なければならないとは・・・大変な仕事だ。



記念ショット(笑
また次回、近くに来たら寄って見せてもらおう・・・。

さて、とがしさんに見送られると、しばらくは風光明媚な笹川流れに沿って気分良くドライブが続く。
この辺りのドライブは景色が本当に素晴らしい。
さて、青森〜秋田へと北東北のキャンプ旅・・・何度行っても飽きませんね。(笑




END





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