鳥ヶ池キャンプ場(長野県)
2006年 8月
今年の夏は遅い梅雨明けだったこともあって、なんだか短い夏のように思います。
自分にとっては慌しいこのひと月が一息つくとともに、早くも秋風の気配がするのに気が付いたのです。
そんなときに耳に入ったキャンプ友の情報。
なんでも長野、南信州でキャンプするらしい・・・。
遠いよなぁ・・・いくらなんでも東北・宮城から南信州・駒ヶ根や伊那の近辺だもんな〜。
なんてぶつぶつとつぶやきながらも、地図を見ながらルートを探ったりしているのだ(笑
遠いよな〜、とか言いながらも地図を見ているうちに、なんだか行ける気になってきたから恐ろしい。(笑
大筋のルートは、一旦新潟へ出て長野市〜伊那とする。
もっと短距離ルートはあるが、首都圏を通らねばならず、これは避けたい。
でも概算片道500km、青森・下北と同じくらいかもしれない。(比較の対象がどうなんだか・・・笑)
金曜日の夕方、帰宅して小一時間出立の準備。
軽くシャワーを浴びて、いざ出発!!
行くぞー、待ってろよ南信州〜〜!
まずは西に舵をとり、今夜の目標は新潟の柏崎あたり・・・。
海岸沿いのパーキングなどで車中泊、と思う。
一般道を繋いで、pm10時頃に寺泊へと進んだ。
目標の柏崎の手前だが、そろそろ晩酌もしたいし何より広い駐車場があり安心なのだ。
今夜はここで車中泊とする。
駐車場には殆ど車は無く、静かだ。
端に車を止め、窓を開ける。やや蒸し暑い。
後ろの座席に移りウィスキーを遣る。
水割り2杯を遣ると早々に眠気。
助手席に移りシートを倒す。広くは無いけれど悪くない。
朝まで一気に熟睡した。
朝5時の静かな駐車場。
すぐ前は公園と海岸で、散歩してみる。
遊泳禁止の海辺。
どこからか車も入れるらしい、あちこちにテントが張られていてオートキャンプ組がいる。
駐車場側の公園の一部はキャンプ禁止の看板があるが、海辺側は可なのだろうか?
なんにしても、ゴミが多くてあまり良い雰囲気では・・・
ここの駐車場のトイレは広くて綺麗で使いやすく快適。
am6時30分、身支度をして荷物を再確認。
日本海沿いのR8を南下する。
早朝のドライブは快適。
涼しいので無駄なエアコンはOFFして窓全開、その分燃費も稼げるか・・・?
う〜ん気持ち良い。
上越市に入り、直江津へ。
今年の1月、東京への短期赴任中に出張で訪れたとき、吹雪に打たれたおもひでぽろぽろの直江津駅(笑
さて、ここからR18へ舵をとり、いよいよ長野を目指す。
信州・上田からR152と繋ぎ、白樺湖&車山高原の風景を見る。
茅野へ抜けて杖突峠からの風景。
R152はやがて伊那市の山岳道路の様相となった。
途中、道の駅でトイレタイム&ソフトクリームのおやつ(笑
峠に次ぐ峠道のオンパレード。
茅野を抜けて以来すでに標高1,000mの道が続く・・・
南アルプスの麓、伊那谷の峠ドライブを大いに楽しむのだ!
対向車と出合ったのは僅か3台。
ようやく大鹿村へ差し掛かる。
ここから分岐で目的地、鳥ヶ池キャンプ場へと舵を向ける。
分岐すると更にグイグイと標高を上げるように細い道をトレースする。
僅か50馬力、3速オートマチックの子羊が良くがんばる。
所々、なんと言う花なのか?鮮やかなイエローの花の群生にハッとさせられる。
pm4時前頃、やっと到着〜〜〜〜〜!!
来たぜ〜〜!!(笑
あ〜、嬉しい。皆さんに出迎えてもらう。
みなさん既にマッタリ中だ。
出張帰りキャンプのまるさん、やっとお会いできた念願のトリックさんご夫妻。
同じくキニーさんとも初対面。
皆さんヨロシクお願いします・・・とまずは早速一杯遣る。
標高1,700mの別世界キャンプ場なのだ。イイね〜〜!
涼しい!動いても汗が出ないのが嬉しい!
左:炊事棟、水は煮沸飲用可
右:トイレ、ポットン式
非難小屋もある。中は畳敷き。
サイトの状況はこんな感じだ。
今回のテントはシャンティだ。
地面は砂利でペグの刺りは悪い。
トリックさんのスクリーンに入れてもらい、マターリと寛ぎながら夕食のチリビーンズの仕込み。
長野の地酒4種。チビチビと味比べが楽しい。
そうしている頃に最後の集合メンバー、笑さん&ガチャピン組が到着!
全員揃った。
お楽しみの夕食!
トリックさんの手による名古屋コーチンのロースト。これがまた美味い。
さらには催促して作ってもらった本場名古屋のきしめん。これまた美味い!
ご馳走になりっぱなしで恐縮。
楽しい夜は更け、さて、そろそろ寝ますか・・・。
翌朝はパラパラと雨粒が落ちる天気。
霧が漂う。
なんともイイ雰囲気ですね・・・
今回のまるさんのスタイル。
サイドオーニングのタープ、蚊帳タープ(?)・・・う〜〜ん、ワタシもやりたい!!
しばらくすると霧も晴れた。
ゆっくり朝食をご馳走になり、ワタシは撤収。
なにせこれから、昨日来の分を戻るのだ。
う〜〜ん、名残惜しい。また来たい!良いところだ。
キャンプ場から2kmほど下りた所。
向こうの山の中にキャンプ場がある。
なんと、驚いたことにここまでバスが上ってくるのだ。鳥ヶ池キャンプ場入り口が最終停留所。
帰路は駒ヶ根〜松本〜白馬〜糸魚川へと抜け、北陸自動車道に乗って一気に北上して中条ICへ2.5H。
自宅に到着はpm7時。
往復の走行距離合計は1,150kmであった。
信州もイイね〜!!また行かなくちゃ!(笑
END
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