青森 ドライブ&キャンプ独り旅
2006年 6月

毎年6月と12月は嬉しい月だ。
今週はサラリーマンの喜びであるボーナスと給料が入る、年に2度の黄金週間なのだ!(笑
かねて行きたかった青森へ、三泊三日のふらり独り旅へ都合良く出られるのだった。



<和賀川グリーンパーク>
木曜夜、仕事から帰るといつもの荷物を車に乗せて出発だ。
まず今夜は岩手北上の和賀川グリーンパークまで北上したい。
和賀川GPに着いたのはPM9:30頃だった。

いつものバーベキュー広場の芝生には若者グループが酒盛り中で、駐車場には別のカップルが花火に夢中。
これまで寒い時期に来ていたのでこのような先客はいなかったのだが、気候の良い時期は夜宴を楽しむ人も多くなるのだろう。
トイレ棟の後ろの木々の間もキャンプ場なので、そちらにするかとも思う・・・まぁ、何とかなるでしょ。
駐車場の端で少し様子を見ることにして、車の脇で夕食を準備する。
やがて1時間も経ったころ、盛り上がった若者グループは帰りいつもの静かな状況となった。
トイレ棟の後ろの場所にはツーリングらしいソロキャンパーがテントを張り始めた。
やはりこんな感じで利用されているのだね。
遠雷が聞こえるが、近づく気配はなさそうだ。
あぁ、眠い・・・寝る。



翌朝、天気は曇り。
夜半に降った雨でテントは濡れている。雑巾で水滴を払って畳む。
今回の旅は遠距離ゆえ、早く発ちたいのだ。
車を出したのはAM6時ちょうど。起きてから40分後だ。
国道4号をひたすら北上する。
和賀川GPは幹線道路に近くて、ワタシにとっては北方面以外にも秋田・西方面への経由地に最適なのだ。



<視察・種差キャンプ場> 
青森県八戸市鮫町種差海岸 ¥有料

早朝なので盛岡を通過するのにも渋滞もなくスムーズで嬉しい。三文の得だ。(笑
さて、このままR4沿いに北上もつまらないので寄り道を考える。
八戸方面からの下北入りとするか・・・。
次の経由地は種差海岸とした。

盛岡を過ぎた頃から天気は晴れに変わった。快適なドライブだ。
種差海岸に到着したのは昼前頃。

     

海が見渡せる絶好のロケーションで、道路沿いに素晴らしく綺麗な天然芝地が広がっている。
まさにそこを多くの作業の方々で草刈整備の真っ最中だった。
とても綺麗な芝地で、どこでも好きなところにキャンプできるのかと思いきやキャンプ地は指定されているのだった。
種差キャンプ場側を見てみる。

     

キャンプ地は頂上の東屋より左下側のエリアで、ファイアーサークル、トイレ棟、炊事棟がある。

     

どの施設も綺麗だ。

受付は道路沿いにある店か場内の売店で行う。¥1,000/1張り。
問題は駐車場が離れすぎていることで、大きな無料駐車場は道路の向こう側でキャンプエリアまではかなり歩く。
これほどの綺麗な芝地ゆえ間違いなく車両乗り入れは出来ないはず。
バックパックかツーリングなどの軽装キャンプでないと・・・あの駐車場からの荷物運搬は現実的でないと思います。

さて綺麗な海岸風景を眺めながら、隣の蕪島へ行ってみる。
国指定天然記念物であるウミネコの自然繁殖地なんだそうだ。

     

蕪島神社の鳥居の前だ。おびただしいウミネコの乱舞。凄い!
しかし・・・地面もまたウミネコの白い糞がおびただしい(笑。
これでは怖くて不用意に外を歩けないし、神社参拝もあきらめざるを得ない。
ここは傘が必携です。(笑



午後に入った、北上を進めねばならない。今日はどこまで行けるだろうか?
八戸を抜け六ヶ所村、東通村へと抜けて尻屋崎へ到達。
尻屋崎灯台と寒立馬を見る。



尻屋崎灯台は白亜のとても綺麗な灯台。
国内最大級の光量を持つ灯台だそうだ。

     

寒立馬は一時絶滅しかけたそうだが、保存運動のおかげでわずかながらに維持されているという。
灯台周辺は草地が広々しており、そこに牛や馬が放牧されているのだ。
寒立馬は静かに草を食んでいる風景には和まされる。
厳冬の中に立ち越冬する寒立馬の姿は、見るものの哀愁を誘うことで有名だ。



     

ここの海岸沿いの草地もまた良い景色だ、こんなロケーションでキャンプできたら・・・。
などと見ているうちにあっという間に海から霧が上がり出し、すっかり見通しが利かなくなってしまった。



<視察・川内町町営キャンプ場(ふれあい温泉川内)> 
青森県むつ市川内町(県道46号沿い) 料金:無料

さて、遅くならないうちに今夜の寝床を決めねばならない。
有名な大畑町の国設薬研野営場は、現在営業休止中なのは知っているので向かえない。
野営場への橋が壊れていて、復旧の目途が立っていないらしい。
むつ矢立温泉にあるキャンプ場も安価で温泉もすぐでイイかも知れない。
幾つか候補地があるものの、ともあれ快晴の空に誘われてむつ市の市街地を越え海岸沿いのR338で川内町まで来てしまった。
海岸沿いの道に出たり特徴のある突起した山々が見えたりで、ドライブが凄く楽しい!
この辺の突起した印象的な山は釜臥山だ。その麓の海岸線をトコトコと走る。
R338から分岐して山に向かう渓谷沿いの道に変わった。

      

新緑の鮮やかな渓谷沿いをしばらく行くと、町営温泉の「ふれあい温泉川内」が現れる。
ここのすぐ裏手に無料キャンプ場があるのだ。ここが「川内町町営キャンプ場」だ。
ここも今日のキャンプ候補地だ。早速、覗いてみる。

     

施設の裏、立派なトイレ棟正面の小さな草地広場は草刈がされていて悪くないが、隣側は何やら工事中だ。

     

炊事棟もある。その隣の林の中にファイヤーサークルがあり、木々の間は平地が少なくテントは多く張れない感じだ。

     

普段使われた感じもなく、ジメついて鬱蒼として蚊が多い。キャンプするなら先の開放的な草地広場が良いだろう。
このキャンプ場は無料の上、温泉¥350の入浴も歩いて1分と快適だ。
ここに決めても良いが、先の広場隣の工事が騒がしくて気に掛かる。



<野平(のだい)高原キャンプ場>
青森県むつ市川内町 ¥無料

この近隣には前出の町営キャンプ場の他に、もう一つ無料キャンプ場のメモを持っていた。
それがこの野平高原キャンプ場だ。
早速向かってみる。車で約15分程度だ。

     

かわうちダム湖を見ながら走ると看板が出てくる。

     

それらしい施設が見えてきた。

      

水洗トイレ、炊事場は立派だ。駐車場も広大。
どれ・・・と、落ち着いてみてみると・・・足を踏み入れようにも草ボウボウでとてもサイトの状態ではない。(笑

     

     

う〜〜ん!!テントが張れるとすれば、せいぜい東屋(?)の脇の一張り程度。
だがそれは道路の直ぐ脇でもあって、夜にBBQ等で人が来て賑わうとトイレや炊事棟の近くに居てロクなことは無い。
駐車場の黒々のタイヤ跡も嫌な予兆だ。

困ったなー!どうするか・・・さっきの町営キャンプ場にするか?
と、引き返す前に、ここは結構広いエリアであるのに気がつくのだった。
駄目もとで川沿いの道路に降り敷地の奥へ行ってみる。
やはり道路の真ん中の草丈が高く、あきらめかけたとき少し開けた場所を見つけた。



ここなら草も少なく、テント張りには問題ない。
先の施設からは離れたが、展望台へと続く敷地内の広場なので問題ないだろう。



渓流沿いだが、下北の今夜は大雨の予報もないし水かさの心配もないだろう。
そうと決ればササっと設営。時計を見るとPM4時を回っていた。

     



おぉ!なかなかイイ感じだ!
さて、一杯遣るか・・・と思うが、日差しが強くて汗ばんだので一風呂浴びることにする。
先の、ふれあい温泉川内まで戻っても良いのだが、途中の分岐を曲がり湯野川温泉へ行く。
車で約7,8分ほど、湯野川温泉・濃々園(じょうじょうえん)にて入湯。
¥350、安価で嬉しい。

     



無色透明の単純泉の湯。露天風呂は小さいが渓流に面していて風情がある。
お湯自体は面白味がないものの、内湯のヒバ材の湯船と木の香りは良い物だった。
ここは、水上勉著の小説『飢餓海峡』に描かれた温泉地として知る人ぞ知る・・・らしいのですが、当然ワタシは小説も映画も無知無頓着なのでした(笑。
湯上りサラリの良い感じでサイトへ戻る。

     

こうして見ると、新緑の中に溶けてしまいそうな感じ・・・。

     

早速、今日のドライブを振り返り一杯遣り始める。

     

少しずつ夕焼けが進む。日が暮れしばらくすると雲がなくなり一面の星空となった。



周囲は真っ暗だが、北斗七星がくっきりと見えて寂しくない。
前の渓流の水音がサラサラと聞こえる・・・あー、良い感じだなー。

     

やがて夜も更けて酔いもまわった。PM10時、ソロキャンプの定刻(笑。寝ます。



翌朝、どんよりした曇り空だ。少し肌寒い。
カッコウの声があちこちで響いている。天気は今一だが良い感じの朝だ。
カップ麺の朝食で温まってから撤収とする。

炊事棟、トイレに寄りここを後にする。
野平高原キャンプ場でのワイルドキャンプ、草ぼうぼうでどうなるかと思いました。
でもまぁ、静かでなかなか良いキャンプでした、何とかなるものですね。(笑



<視察・海峡の杜 願掛けキャンプ場>
青森県下北郡佐井村矢越地内 ¥500/張

さて今日は下北半島をゆっくりドライブしたいと思う。
まずは野平から牛滝へ向け佐井村のR338へ抜ける。山中の曲がりくねった道だ。
山中に入ると直ぐ濃霧となり、何も見えず走行も要注意だ。

景勝地の仏ヶ浦も濃霧で残念ながら拝み見ることが出来ない。
やがて海岸沿いに出るとようやく霧がはれ、気持ち良くドライブできる。
しばらくすると海岸にそびえ立つ印象的な巨大岩が見えた。



願掛け岩だ。
そういえば「願掛けキャンプ場」があるはず、と坂を上るとまさにそこがキャンプ場(コテージ村)だった。
視察する。



立派なコテージが並ぶ前方に芝生広場とファイヤーサークル。
道路と女岩の向こうに水平線が見えるグッドなロケーションだ。
芝生広場はやや窮屈かもしれない。

     

道路の向かい側を下がると、そこにも松林の中の芝生エリアがあって良い感じだ。
こちらは海が望めないのがマイナス部分か。
ここにも炊事棟があるし、それぞれの好みで選べるでしょう。

     

気になるのはコレ・・・金網?何ですかコレは??
「鍵掛け祈願」とか??願掛けに鍵掛けをひっかけたのでしょか?
なんでも縁結びの祈願だそうです。二人の愛に鍵を掛けて永遠に・・・ってことですかね〜。
確かに鍵にはカップルのお名前が書かれておりました。



<視察・大間崎テント広場>
青森県下北郡大間町 料金:無料

さて、さらに海岸沿いの素晴らしい風景を堪能しながらゆったりとドライブが進む。
天気も良くなり波もキラキラと光って綺麗だ。



やがて大間町へ到着した。いわずと知れた本州最北の地だ。

     

朝9時過ぎだというのに観光客で賑わっている。
数軒の土産物屋の後ろのほうに芝生広場がある。

     

ここが「大間崎テント広場」だ。無料でテントが張れる。本州最北端のキャンプ場だ。



立派な炊事棟にはテーブルやコイン式ガスコンロもある。
反対側には公衆トイレがある。
こじんまりした広場、オンシーズンだと観光客がわんさか居そうで落ち着かないのでは?
などと思ってしまうが、北海道との行き来のフェリー待ちなどに利用するキャンパーが多いらしい。



大間崎を境にR279に換えて南下が始まる。
津軽海峡の海岸沿いに沿ってドライブする。風間浦村を過ぎ大畑町へ着く。
奥薬研温泉で一服することにする。

途中、国設薬研野営場への入り口は、案の定、進入禁止の表示があり視察できなかった。
その先に進むと「かっぱの湯」の駐車場へ到着。

     

数台の車とバイクがあり賑わっている。
駐車場にはテントやキャンピングカーも居たりでキャンプ風景に見えるが、キャンプできない旨の看板があった。
遊歩道の入り口のすぐ下の渓流沿い、大きな野天風呂に湯気が立っていた。
5人程の先客に混じって、かっぱの湯に浸かる。
お湯は綺麗に澄んで湯温も最適、渓流の景色も新緑がまぶしくて最高だ!
お湯に浸かっては岩に上がって冷やし、又お湯に浸かる・・・温泉とど状態!(笑
この無料の野天風呂の他に、遊歩道を歩くと「かくれかっぱの湯」という小さな野天風呂があるのだが次回の楽しみにしておく。
それぞれ混浴なので女性には厳しい。
お隣の「夫婦かっぱの湯」は有料だが男女別なので、女性にはこちらが良いだろう。



さて、下北の温泉を堪能してさらに南下する。



恐山、宇曽利山湖を経由してむつ市に下りる。
またニョキっと尖がった釜臥山が見える。昨日はその向こう側を走ったのだった。

<視察・清水目オートキャンプ場>
むつ市を過ぎ南下し、野辺地、東北町へと下がる。
ここで、清水目ダムにある「清水目オートキャンプ場」を覗く。
ここは無料のオートキャンプ場。
昨年も視察したが、カメラの容量の関係で撮影できなかったのである。
その代わり天間林森林公園を撮影していたのだった。

     

オートキャンプ場としているので、ご覧の典型的な区画レイアウトだ。
一区画は大きくないが、コンパクトにまとめれば過不足ないとおもう。
大家族用のテント&タープのセットでは乗りきれないだろう。
また全体は狭い場内なので、数組の家族キャンパーが来ると互いの圧迫感があるのでは?



炊事棟も立派、丁度草刈の最中で整備もされていて居心地も良い感じだ。
この日、一組の家族がテント設営中だった。きっと今夜は貸切で贅沢に過ごすのだろう、イイですね。



反対側にもフリーサイト(?)の綺麗な草地広場があって、テーブルなどもある。
テントはこちらのほうが張りやすいが、なにせダムの堰に対面するのでコレの圧迫感がある。

この辺で泊まるなら、個人的にはより自然に囲まれワイルドな天間林森林公園の渓流沿いの木陰をお勧めしたい。
そこはまるでカタログの1カットでも見るような、絵になる場所なのだ。
もっともここはワイルドな場所だけでなく、手前の広大な草地サイトは開放感あるフリーサイトでどちらも好きに選べるのが良い。
その森林公園の欠点は、その直前に砂利砕石場を通らねばならないのが興醒めな点だ。



さて、寄り道した後はこのまま岩手に下がっては面白くない。一気に八甲田へ向かう(笑。
次第に山道に入るが、長い上り坂はパワーの無い子羊軽自動車には非常に苦手な場面だ。
上りは30km/hしかスピードが出ない(重油汗。
後続の車に迷惑を掛けるので、極力先に抜いてもらう(笑。

スポーティーカーなどはワタシの車が邪魔で、フン!ってな感じで抜いてゆくが、一つ感心したのはバイクのライダーだった。
八甲田の山間を走り、R103号に出て酸ヶ湯に向かうワインディングロード。
とろいワタシの子羊の後ろ、4,5台のバイクの一隊が接近していた。
カーブが連続して抜いて貰うにも、なかなかうまくいかない。
やがて坂の上を過ぎ対向車が無いところでウィンカーを出し左に寄ると、その一隊はサッと抜いて行った。
抜きざまにライダーは皆左手でサインをくれたのが非常に嬉しい。
後姿を見てバイクや姿、装備、走り方もピシッとキマッていて感心する。

そんなこんなで、酸ヶ湯温泉到着である。



酸ヶ湯キャンプ場は今年(2006年)リニューアルオープンなのだが、まだ工事中だ。
それまでは6月中旬には営業開始との情報だったので、リニューアルオープンも6月と思っていたが違うようである。
看板などにはオープン予定の知らせは無かったが、少し先の夏にはオープンするのではないだろうか。
昨年に続き、酸ヶ湯温泉!好きなのだ、この温泉。
白濁の強烈な酸性の湯は舐めると酸っぱく、擦り傷にひりひり滲みる。(笑
総ヒバ造りの湯船の千人風呂の風情が良い。
ここも混浴なので女性には厳しい。・・・がこの日も3人連れの女性が入ってきて賑わった。

湯上りに蕎麦処でおやつ代わりのそばを手繰った。
鬼面庵は立ち食い蕎麦・・・な〜んだ、とバカにしてはイケナイ。
これがまた飾り気は無いが、何気に本格派の蕎麦なのである。
風呂上りの硫黄臭の中食べる蕎麦・・・コレは酸ヶ湯の風情なんだなぁ・・・かな?(笑



<桜林公園キャンプ場>
住所:青森県中津軽郡岩木町東岩木山31林班  料金:無料

さて、酸ヶ湯温泉の駐車場の湧き水をペットボトルに汲み、車を走らせる。
今夜の寝所を決めたい・・・どこに行こうか。

昨年泊まった「尾上町自然の森」も良いだろう。良い所が無ければココに逃げ込もう(笑。
黒石市、弘前市へ走り手元のメモにあるキャンプ場へ向かう。
ナビにもそのキャンプ場があり、安心して向かったが・・・途中の山道は木の枝が重なり道を塞いでいた。
無理は禁物、悪路で通れないため引き返すものの、思案する。
気を取り直して、もう一つ近くにあるキャンプ場へ向かう。

確かこのあたりか・・・と来るが、看板が無く場所が解らない。
百沢温泉の看板を眺めて悩む。
無駄に動いても時間がもったいないので、近くの人に聞いてみると何てこと無い百沢スキー場のところだ!
桜林公園、到着。



名前のとおり、多くの桜や松の木々で覆われたような広い自然公園だ。
ところが全体が斜面で面食らう。どの辺がテン場か・・・?。
炊事棟とトイレ棟が下方と上方に夫々あるので、その周辺なのだろう。
スキー場直下の休業中のロッジ前、看板のところに車を置き荷物を運ぶ。
場内に約30〜40mほど入り、木々の間の平地に落ち着く。

     

ちょっと薄暗いが、それほど居心地は悪くない。

     

トイレ棟は立派だ。こちらのほうは炊事棟というよりは水場。



テントを張り終えると喉が渇いている。
さっき汲んできた酸ヶ湯の湧き水をシェラカップに注ぎ、ゴクゴクと一気飲み・・・うまい!
一息ついて、ウィスキーを湧き水で水割りとする。心なしか結構旨く感じる(笑。

下北の野平から弘前まで・・・今日もあちこち走ってきた。
下北半島、行ってきたんだなぁ・・・あっという間だった気がする。
でもまだまだ良いところがたくさんあることが解った。
今後の楽しみが増えた、又機会を作って来たいものだ。



木々の向こうにわずかに街の明かりが見える。
他にキャンパーは居らず、独りの静かな場内だ。

と、思っていると下から車が上がってきてロッジ前に止まりこちらを伺っている。
2度程同じ車が通り過ぎる。キャンプに来たのだろうか?
翌日見てみると、この車は下のサイトに落ち着きキャンプしていたのだった。



ラジオをつけるとニュースが流れた。今日は土曜日だったんだ。(笑
無料でもらえる下北観光案内のパンフレットをランタンの灯りの下目を通す。
烏賊様レース?!面白そうですねー!これはイカの村、風間浦村の夏の名物らしい。

この日、青森のこの辺りは最高気温が20度前後だったらしい。涼しい(?寒い?)
同じ東北でも28度にも上がったところもあったらしいし、やはり北方面は避暑に良いのだろうな。
そんなことをつらつら思いながら、気持ち良く酔いが回り今夜も寝ます。

     

翌朝、AM5時、スッキリお目覚め。
ソロキャンプだとなぜか起きるのが早い。



周辺を散策する。森林浴のようで非常に気持ちが良い。



下のほうにある炊事棟、脇にトイレ棟。
この桜林公園、斜面は多いが広くて真夏には木陰で良い感じだろう。
車で数分で下りれば百沢温泉に入れるので、その点も魅力だ。



さて、7時になった。遠い自宅まで帰るか。
一気に南下して行くかと思ったものの、やはり寄り道。
秋田の八幡平アスピーテラインをドライブだ。
最高の天気になって八幡平の山々の風景が素晴らしい!気持ち良いドライブだ。



そして一服の立ち寄りは、なんと言っても後生掛温泉だ。
良いお湯、温泉だ。打たせ湯で肩をマッサージをして疲れを取る。
帰りしなに名物、黒卵を土産にする。
一個食べると3年長生きできるのだ!(笑

温泉にも満ち足りて、後は帰るのみ。
夕刻、無事自宅に戻り距離計を見ると、全工程は約1,400kmを示していた。
使った費用はガス代などの交通費が一番だったが、1万円+数千円程度の出費であった。
やはり低燃費の子羊軽自動車は経済的だ。笑
また時間が出来たらこんなドライブ&キャンプ行きたいですね・・・どこか遠くの知らない土地に。





END





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